「ピアスを片方無くした」という経験はとてもショックなもの。
本記事では、ピアスを片方無くした時の見つけ方などの解決策を紹介します。
片方だけになってしまったピアスの代用方法やジュエリーリフォームなどについても紹介いたしますので、是非チェックしてください。
片方無くしたピアスの見つけ方
ピアスやイヤリングを無くした経験がある方はとても多いのではないでしょうか。
家に帰って気付いたり、外出先でふと耳を触って気付いたり。
耳は自分では見えない部位であるため、ピアスやイヤリングが外れてしまっても気付きにくいのです。
ピアスを無くした事故の中でも、片方だけ無くしたときはとても悲しいもの。
そんな時でも、見つけ方のコツを知っておけば無くした片方のピアスが見つかるかもしれません。
ピアスを無くした場所がどこか分かる時
家や職場の更衣室など、ピアスを無くした場所がどこか分かっている場合は、ピアスを無くした場所を重点的に調べると良いでしょう。
意外な場所からピアスが出てくるケースもあります。
慌てずに落ち着いて探してみると、片方無くしたピアスも見つかるかもしれません。
どこでピアスを無くしたかが分からない時
外出先など、どこでピアスを無くしたかが分からない場合は、その日に訪れた場所や使用した交通機関を時系列で書きだしてみましょう。
その日の行動を振り返りながらリストアップしてみると、ピアスを無くした心当たりのある場所が判明するかもしれません。
また、地域の交番やその日訪問したお店などに問い合わせてみる方法も有効です。
無くしたピアスが落とし物として届けられているというケースもあります。
ピアスを無くしやすい場所
ピアスを無くしやすい場所を家の中と外出先の2箇所に分けて紹介します。
ピアスを無くしやすい場所【家の中】
ピアスを無くすシチュエーションで意外と多いのが、家や部屋の中。
ドレッサーやテーブルの上に無意識に置いてしまったり、部屋の床に落ちてしまったり……。
家の中の思わぬ場所から無くしたピアスが出てくることも多いです。
また、お風呂の排水溝やベッドの下なども要チェック。
一日中ピアスを着けっぱなしにしている場合、就寝や入浴の際にピアスが片方だけ外れてしまうケースがあります。
ピアスを無くしやすい場所【外出先】
外出先でピアスを無くしてしまった場合でも、諦めずに探してみると無くしたピアスが見つかることが多いです。
ピアスを外したまま友人の家やお店に忘れてしまうケースや、知らず知らずのうちにカバンから落ちてしまうといったケースが考えられます。
中には、ニットの編み目にピアスが片方だけ引っかかって落としてしまう事案も……。
また、ピアスを取り外さなければいけない職場・サウナなどのロッカーに忘れてしまうこともあります。
ピアスを片方だけ購入できるケースも
お店やブランドによっては、ピアスを片耳のみ購入できるところもあります。
店頭では両耳セットのみを販売していても、購入者向けサービスとして片耳ピアスを販売しているというお店も存在します。
片耳だけ無くしたピアスがどうしても見つからない場合は、無くしたピアスを新しく購入するというのもひとつの手です。
ピアスキャッチは新しく購入できるケースがほとんど
ピアスを無くしたトラブルの中でも特に多いのが「ピアスのキャッチを無くした」というケース。
ピアスキャッチはとても小さい上に、シリコン製など透明のものも多いため、無くしてしまう方もとても多いパーツです。
しかし、ピアスキャッチは、無くした場合も新しく購入できるケースがほとんどです。
多くのジュエリーショップではピアスキャッチのパーツのみを単体で販売しているため、ピアスごと新しく買い直す必要はありません。
片方無くしたピアスの代用方法
片方無くしたピアスは、ブローチや押しピンなどに代用できます。
モチーフが少し大きいピアスなら、洋服の胸元に付けるブローチとして代用することができます。
モチーフが小さいピアスでも、デザインによってはジャケットの胸元をおしゃれに彩ってくれるでしょう。
また、スタッズタイプのピアスの場合、押しピンとしても代用可能です。
- スタッズタイプのピアスとは?
- モチーフの裏側に、耳に装着するための短い棒が付いたピアス。金属やシリコンのキャッチを使って耳に固定する。
コルクボードなど柔らかい板なら、先端が尖っていないピアスでも簡単に突き刺すことができます。
片方無くしたピアスはリフォームもおすすめ
「片方無くしたピアスをアクセサリーやジュエリーとしてもう一度楽しみたい」という方におすすめの対処法は、お手元に片方だけ残ったピアスのジュエリーリフォーム。
ジュエリーリフォームとは、ジュエリーに使われている宝石や貴金属を活用して新しいジュエリーに仕立て直すサービスです。
使えなくなったジュエリーや使いづらいデザインのジュエリーでも、リフォームすることでもう一度新鮮な気持ちで身につけることができます。
大切な思い出が詰まったピアスだからこそ、新品に買い替えるのではなくリフォームで想いを受け継いでいくのもおすすめです。
無くしたピアスをジュエリーリフォームするメリット・デメリット
片方を無くしたピアスのジュエリーリフォームを検討する際は、後悔しないためにもメリット・デメリットをしっかり把握しておくことがとても大切です。
ここからは、ジュエリーリフォーム体験者が感じやすいメリット・デメリットをご紹介いたします。
メリット
無くしたピアスをもう一度輝させられるジュエリーリフォームには、様々なメリットがあります。
- 世界にひとつだけのオリジナルジュエリーが作れる
- 新品を購入するより安い価格でオーダーできることも
- 想い出を受け継ぐことができる
世界にひとつだけのオリジナルジュエリーが作れる
お手持ちの宝石を活用してジュエリーを仕立てるジュエリーリフォームでは、世界にひとつだけのオリジナルジュエリーを制作できます。
ブランドの店頭に並ぶジュエリーのほとんどは大量に製造された既製品ですが、ジュエリーリフォームで制作するジュエリーは職人によるハンドメイドです。
選べるデザインもカジュアルなものから華やかなものまで数百パターン以上。
ご自分の好みに合うオリジナルジュエリーをオーダーできます。
眠っていたジュエリーに新しい目覚めの時をさずけるリフォームブランド「COCON」
新品を購入するより安い価格でオーダーできることもある
ジュエリーリフォームでは、お手持ちの宝石を活用して新しくジュエリーを仕立てます。
そのため、新品のジュエリーを購入するよりも安い価格でリフォームできるケースもあります(宝石の種類やジュエリーのデザインにより異なります)。
ジュエリーリフォームを承っているブランドやお店によっては、元々のピアスに使われていた貴金属(ゴールド・プラチナ)を下取りして、よりお手頃な価格でリフォームできる場合もあります。
想い出を受け継ぐことができる
片方無くしたピアスのジュエリーリフォームでたくさんの方が実感されるメリットのひとつが、
「想い出を受け継ぐことができる」という点。
ブランドやお店で購入したピアスは、無くしたとしても、新品を買い直せばもう一度同じものを着けられます。
しかし、大切な人からのプレゼントや自分へのごほうびで買った大切なピアスとの想い出は、新品のピアスでは補うことができません。
そんな大切な想い出を宝石と共に受け継ぐことができるのが、ジュエリーリフォームなのです。
デメリット
メリットが多いジュエリーリフォームですが、デメリットも一部では存在します。
ひとつは、費用面について。
お店やブランドによっては、ジュエリーリフォームであっても新品ジュエリーの購入と変わらない費用が必要になるケースがあります。
お客様の予算に合わせてデザインの提案をしてくれるお店もあるため、複数のお店を比較することが大切です。
また、一度リフォームをしたジュエリーは元に戻せないという点にも注意が必要です。
後悔しないためにも、ジュエリーの仕上がりに思い違いが起こらないよう、しっかり時間をかけて打ち合わせをしてくれるお店を選ぶことが重要です。
無くしたピアスをリフォームする時の価格相場
無くしたピアスをリフォームする際は、主に以下の2種類の方法からリフォーム方法を選ぶことができます。
- セレクトオーダー(セミオーダー)
- フルオーダー(オーダーメイド)
セレクトオーダーとフルオーダーのどちらを選ぶかによって、出来ることの幅や価格相場がまったく異なります。
ピアスのリフォームを行う前に、どちらの方法がご自身に合っているかを比較検討してみることをおすすめします。
また、本記事でご紹介する価格相場や制作期間は一例です。
ジュエリーデザインやリフォームを依頼するブランドによって前後します。
セレクトオーダー(セミオーダー)
- 価格相場
- 数万円~
- 制作期間
- 1ヵ月前後
セレクトオーダー(セミオーダー)とは、お手持ちの宝石に合うサイズの既成ジュエリーデザインの中から、好きなものを選んでリフォームする方法です。
片耳を無くしたピアスでも、宝石を活用して新しいジュエリーにリメイクすることができます。
セレクトオーダー(セミオーダー)にかかる価格相場は、おおよそ数万円〜10万円前後。
制作期間も約1ヵ月前後と比較的短期間で仕立てられるため、片方無くしたピアスのリメイクを手軽に楽しみたい方に人気です。
フルオーダー(オーダーメイド)
- 価格相場
- 10万円前後~
- 制作期間
- 2~3ヵ月
フルオーダー(オーダーメイド)とは、デザイナーによるデザイン画からお客様だけのジュエリーを制作する方法です。
無くしてしまったピアスのデザインを再現したり、片耳だけになったピアスの宝石を活用して華やかなジュエリーデザインにリフォームすることも可能です。
フルオーダー(オーダーメイド)にかかる価格相場は、おおよそ10万円前後〜数百万円です。
また、制作には2〜3ヵ月ほどかかります。
デザイン画から仕立てるため、セレクトオーダーよりも長い制作期間が必要となります。
片方無くしたピアスのジュエリーリフォーム事例
片方無くしたピアスをリフォームするときは、「どういった使い道のジュエリーを作りたいか」という方向性をしっかり決めることが大切。
普段使いからフォーマル向けまで、幅広いデザインから選ぶことができます。
ここからは、以下の3つの例を中心に、片方無くしたピアスのジュエリーリフォームの人気デザインをご紹介いたします。
- カジュアルなネックレス
- 華やかなリング(宝石)
- 無くしたピアスをデザインから再現
片方無くしたピアスをカジュアルなネックレスにリフォーム
片方無くしたピアスを普段使いで楽しみたい方におすすめなのが、おしゃれなネックレスへのリフォーム。
仕事から休日まで使えるカジュアルなデザインが人気です。
ピアスのデザインの面影を残したままネックレスチェーンを付けたり、まったく新しいデザインに変えたりと、無限大の楽しみ方があります。
ネックレスのチェーンは、両引きタイプとスルータイプの2種類があります。
チェーンを付け替えて様々な長さを楽しみたい方は、トップとチェーンが取り外せるスルータイプのネックレスがおすすめ。
ネックレスの留め具が胸元に回るのが気になる方は、トップとチェーンが固定されている両引きタイプがおすすめです。
片方無くしたピアスを華やかなリング(指輪)にリフォーム
片方無くしたピアスを冠婚葬祭などフォーマルなシーンで楽しみたい方におすすめなのが、リング(指輪)へのリフォーム。
ピアスに使われている宝石を活用した、華やかでゴージャスなデザインが人気です。
ジュエリーリフォームでオーダーできるリングのデザインは多種多彩。
メレダイヤやカラーストーンを追加して、より華やかな仕上がりにすることも可能です。
無くしたピアスをリフォームで再現する
ピアスとしてもう一度楽しみたい!という方におすすめなのが、片耳無くしたピアスの再現。
オーダーメイドのみの対応とはなりますが、無くしたピアスに最大限近づくデザインのピアスを制作することができます。
無くしたピアスに宝石があしらわれている場合は、お手もとに残った片方のピアスを参考にしながら、大きさ・色などが似ている宝石をセレクトします。
ピアスを片方無くさないためのポイント
ピアスを無くさないためには、普段から意識的に心がけることが何よりも重要です。
家の中では、ピアスを保管しておく定位置を作るのがおすすめ。
帰宅後はすぐにピアスを取り外し、アクセサリーボックスなどへ収納するクセをつければ、家や部屋の中でピアスを無くしてしまう確率を減らすことができます。
職場やサウナなど外出先でピアスを外すことがある場合は、携帯用のジュエリーケースを持ち歩くようにしましょう。
ピアスをそのままカバンに入れるよりも紛失しにくく、また、外出先に置き忘れてしまうことも防げます。
ピアスをずっと着けっぱなしにしている方は、無意識のうちにピアスが外れてしまう原因を無くすことが大切です。
シリコン製ではなく、ゆるみにくい構造のピアスキャッチに変更するなど、ちょっとした工夫でピアスを無くしにくくなります。
片耳無くしたピアスにも使い道はたくさん
ここまで、無くしたピアスの見つけ方や、片方を無くしたピアスの活用法などを紹介しました。
片耳を無くしたピアスは、ジュエリーリフォームで生まれ変わらせることで、様々なシーンに使えるおしゃれなジュエリーになります。
ジュエリーリフォームを専門に取り扱う「COCON」では、片方無くしたピアスもオーダーメイドでリフォームすることが可能です。
眠っていたジュエリーに新しい目覚めの時をさずけるリフォームブランド「COCON」
COCON所属デザイナーによる過去制作ジュエリーの一部は、公式ホームページでも公開しております。
また、COCONは、お客様とのすべての打ち合わせにテレビ電話・LINE・メールといったオンラインツールを活用するため、全国どこからでもジュエリーリフォームができます。
ジュエリーリフォームに興味がある方は、是非一度、COCONにご相談ください。
お持ちのジュエリーや宝石などの「リフォーム・オーダーメイド・修理」に関するご相談を承ります。
ご相談内容に応じて、プロのデザイナーや職人からお返事をさせていただきます。